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レーザー墨出し器の選び方

 

レーザー墨出し器は、水平や垂直にレーザー光を照射することができる計測工具です。
建築工事などで、図面通り正確に作業するために基準となる線を、壁や床などに水平・垂直に出すことが可能です。
スイッチを押すだけで水平・垂直線を正確に出せるため、建築現場での鉄骨・鉄筋の据え付け位置決め・配管や電気配線の位置決め、また内装工事などにでは建具や照明器具の設置位置決めなどにも大活躍しています。

レーザー墨出し器を選ぶ際には用途に応じて、「照射ラインの数」「レーザーラインの色と精度」「自動補正機能の有無」などを判断基準にして選ぶのがお勧めです。

 

〇レーザーの照射ライン数…

 
水平のみ(1ライン)から水平+垂直4方向の5ライン(フルライン)まであり、多いほど高価です。
壁や床の水平・垂直出しには最低2ライン必要ですが、内装・設備工事であれば3ライン以上、建築工事であればフルラインは欲しいところです。

 

〇レーザーの色と精度…

 
色は緑色のものが屋外でも視認性に優れ高価ですが、より安価な赤色もあります。
精度は様々ですが±0.1mmなど高精度なものは高いですね。

 

〇自動補正機能…

 
レーザーラインが傾いた場合に自動で補正してくれる機能で、水平・垂直の信頼度を挙げてくれます。

レーザー墨出し器については他にも「レーザーの太さ」「電源方式」や「連続使用時間」など判断材料となる点がありますが、基本的には上記3つを用途やコストとはかりにかけて判断していくのがお勧めとなります!

 

おススメのレーザー墨出し器5選!(2023年版)

 

 

1.TJMデザイン(タジマ)製 TAJIMA ZERO BLUEリチウムーTYZ

 

参照:TAJIMA
 

ラインの本数と色:2本(水平+垂直1本)・ブルーグリーン色
自動補正精度:±2°

計測工具には定評のあるタジマから出ている、機能とコスパのバランスが取れた機種です。
ジンバル方式で精度も高いため壁や床の水平・垂直出しのみであればこの一台で十分とも言えます。
レーザーは昼間でも視認性が高く扱いやすいのですが、乾電池のみの使用となる点は注意が必要です。

 

2. マキタ製 充電式屋内・屋外兼用墨出し器 SK10GD

 

参照:makita
 

ラインの本数と色:2本(水平+垂直1本)・グリーン色
自動補正精度:±1°

電動工具最大手であるマキタから出ている、乾電池以外に10.8Vバッテリも使用できるのが特色の屋内・屋外兼用の墨出し器です。
CXTシンプルレーザーの採用で、指示精度も高く(10mで誤差±1mm)長距離投射でも見やすいのが特色と言えますね。
ラインが細めで墨付けしやすいという評価も多いので墨付けしやすいものを…という場合はお勧めです。

 

3. シンワ測定製 レーザーロボX line-E

 

参照:シンワ測定株式会社
 

ラインの本数と色:3本(水平+垂直クロス)・グリーン色
自動補正精度:±4°

フルラインを3本投射できる、ハイクラスタイプとしてお勧めです。
指示精度は距離7.5mで±1.5mmと十分なものがあり、ライン固定モードを使用することで傾斜地に斜めのラインを照射したい場合でも、ライン固定した状態での使用が可能です。
振動や揺れが大きい作業現場などでも素早くライン決めがしやすい点も好評ですね。

 

4. VOICE製 フルライングリーンレーザー墨出し器 Model G8

 

参照:VOICE公式ストア
 

ラインの本数と色:フルライン(水平+垂直4方向)・グリーン色
自動補正精度:±3°

フルラインタイプのレーザー墨出し器をコスパ良く購入したい…と言う場合は有力な選択肢だと思います。
精度は垂直・水平とも10mで±1mmと十分で、色も見やすいグリーンカラーです。
触れずにスマホで操作可能なのもありがたいですね!

 

5. テクノ販売製 グリーンレーザーラインドット付 LST-BG3

 

参照:ウエダ金物
 

ラインの本数と色:2本(たち・水平・地墨)・グリーン色
自動補正精度:±3°

一般建築や内装・設備工事などに最適な一台で、照射ラインは縦・横の各1方向のみでOK…という方にはコスパも良いのでお勧めです!
安定した自動補正ジンバル機構を持ち精度も7.5mに対し±1mmと十分あり、ラインドットも付いているので明るい現場でも使いやすいです。
電源方式が充電池・乾電池・AC電源から選べるのもうれしいですね!

いかがでしたか?
お勧め機種を紹介する順番については比較的人気順も考慮させて頂きましたが、人により求めるスペック次第で対象になるお勧め機種も絞られると思います。
レーザー墨出し器は要求される墨出しラインの本数と精度などで価格帯がかなりきっちり分かれている印象なので、まずどの程度の性能が必要か判断してから条件を満たすものを細かい性能別に絞っていきたいですね。
今回の記事が選ぶ際少しでも参考になれば幸いです。