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チップソーの選び方

 

チップソー(チップソーカッター)は、金属を切断するために使用される電動工具です。
※たんにチップソーというと、マルノコなどに取り付ける円盤状の刃先自体のことも指しますが、ここではチップソーカッターについて解説します。

チップソーと呼ばれる円盤状の刃先に超硬チップが埋め込まれており、それを高速で回転させることによって、硬い金属でも切断することができます。
このため鉄筋をはじめとして鋼管・角鋼・配管・パイプ・板金・鉄板などの切断に重宝されていますね。
見た目としては丸のことよく似ていますが、マルノコほど細かく刃が付いておらず回転数も遅めとなっており火花も少ないなどの特長があります。

チップソーを選ぶ際にポイントとなるのは大きく「形状(持ち方)」・「電源方式」の2つなので比較的選びやすいと言えます。

 

〇形状(持ち方)…

 
大きく「ハンディタイプ」(手持ちで押し付けて切断する)、定置タイプ(スタンドに対象を置いてブレードを押し下げ切断…「チップソー切断機とも呼ばれます」の2つと、両者の機能を併せ持つ「ハイブリッドタイプ」があります。
材料のサイズや切断方法に応じたものを選びましょう。

 

〇電源方式…

 
コード式(AC)・コードレス(バッテリー)式の2つがあるので、作業場所のコンセントの有無や広さ、それにコードが邪魔にならないかなど考慮して判断しましょう。

ひとまずは上記2つで大まかに候補を挙げた後で、(機種によりそれほどの大差はないものの→)「切込みの深さ」や、「静音性」、「集じん能力」などといった固有の特色を意識して最終的に決めていくのがお勧めです!

 

おススメのチップソー5選!(2023年版)

 

 

1. パナソニック製 充電デュアルパワーカッター EZ45A2XM

 

 

形状(持ち方):ハンディタイプ
電源方式:充電式(14.4V/18V)

切断工具に強いパナソニック製のハンディタイプです。
ハンドルも持ちやすく2.05kgと比較的軽量なので扱いやすく、スイッチを切ると素早く刃が止まるブレーキ付きということもあり安全性はかなり高いと言えますね。
最大切込み深さは46mmと十分にあり、他に集じん機能も充実しているためお勧めの一台です!

 

2. リョービ(現京セラ)製 充電式防じんスチールカッタ BSC-520

 

 

形状(持ち方):ハンディタイプ
電源方式:充電式(14.4V)

リョービ(現京セラ)は電動工具の中でも切断工具に比較的強いメーカーです。
チップソーも複数機種を投入していますがこちらのBSC-520は、最大切込み深さ52mmの比較的大きなハンディタイプとして鉄板・大型素材の切断に活躍しています。
使い勝手としてもソフトスタート機構により起動時の反動が少なく、なめらかな作業スタートがしやすいのも好評ですね。
1充電当たりの作業量も多くお勧めです。

 

3. HiKOKI(ハイコーキ)製 チップソー切断機 CD12F

 

参照:Amazon.co.jp
 

形状(持ち方):定置タイプ
電源方式:コンセント式(AC)

じっくりスタンドで切断をすることが可能であればお勧めなのがこちらの定置型チップソーカッター・CD12Fです。
充電式ではないので時間を気にせず作業できるうえ、固定用バイスで固定の上使用すれば精度の高い安定切断も可能となります。
パイプなら最大径115mmまで切断可能なので、大型素材や金属鋼管・金属角パイプなどの切断に最適です!

 

4.マキタ製 充電式チップソーカッタ CS540DRF

 

参照:makita
 

形状(持ち方):ハンディタイプ
電源方式:充電式(14.4V)

電動工具最大手のマキタから出ている、使いやすさが定評なチップソーです。
回転数も毎分最大3600回と早めであり、パワフル&軽快な切断を軽量コンパクトボディ(重量約2.5kg)でこなしていきます。
最大切込み深さは45mmなので必要十分な機能があると言える、比較的コスパの良い機種です❕

 

5. HiKOKI(ハイコーキ)製 コードレスチップソーカッター CD14DFL

 

 

形状(持ち方):ハイブリッドタイプ
電源方式:充電式(14.4V)

1台で持ち運びタイプと定置タイプ、2役をこなすハイブリッドタイプであれば、こちらのCD14DFLが一押しです❕
充電式での切断も1充電当たり電線管約110本が可能と作業量もかなり豊富で、スタンドタイプとして使用する場合も切断材料の固定や取外しが素早く行える「ワンタッチバイス」方式なので便利です。
最大切断能力は40mmまでなので、そのサイズまでの素材であれば特におすすめです。

いかがでしたか?
チップソーなどの切断工具は電動工具の中でもHiKOKI・パナソニック・リョービ(現京セラ)・マキタ・ボッシュなど多くのメーカーに存在感のある激戦区です。
ただチップソーについては比較的選ぶ際のポイントが絞られているため、「どのような素材をどのように切りたいのか」という点をベースに考えればそれほど迷わず候補を絞れると思います。
今回の記事が、少しでも選ぶ際のお役に立てれば幸いです!