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高圧仕上げ釘打ち機(フィニッシュネイラ)の選び方【2025年版】

 

仕上げ釘打ち機はフィニッシュネイラとも呼ばれ、細くて頭が小さな仕上げ釘を、木材や内装材へ美しく打ち込むための専用工具です。仕上げ釘は打ち跡が目立ちにくいため、巾木や回り縁、建具枠、化粧材などの固定に使用され、リフォーム・内装工事には欠かせない存在です。とくに高圧タイプはパワーが強く、硬い木材も沈み込みが良いため、プロの現場標準となっています。

マルチに使うためには、次の4点をしっかり押さえて選ぶことがおすすめです。

 

① 対応釘サイズ(仕上げ釘/超仕上げ釘)

 

対応サイズがもっとも重要な指標です。

・一般的な仕上げ釘:15~55mm
・超仕上げ釘(スーパーフィニッシュ):15~50mm

特に硬木・集成材や、見た目の仕上がりを強く求める場面では超仕上げ釘を使うケースが増えています。よく使うサイズを先に決めて、対応幅に余裕のあるモデルを選びましょう。

 

② 打込み品質(沈み込み/釘浮き抑制)

 

高圧式は深めの沈み込みが可能で、硬材でも釘浮きしにくいのが利点。
隅打ちや角度打ちが多いほど、先端ノーズ形状の工夫が効いてきます。

・スリムノーズ → 視界とコントロール性が向上
・長ノーズ → 傾斜打ち・溝打ちに強い

現場の使用比率をイメージして選ぶと仕上がりが安定します。

 

③ 連続打ち込み性能(装填数・リズム)

 

装填数が多いほど手数が減り、生産性アップ。
作業テンポが止まらないことは、仕上げ工程では特に重要です。

例:1連=100本前後が現場スタンダード

 

④ 操作性・安全性

 

・重量1.1〜1.3kg台が主流で疲れにくい
・エアダスタ搭載でホコリ除去し視認性UP
・空打ち防止機能で木材割れ・機械寿命に配慮

隠れる部分の仕上げほど、打ち損じゼロが求められます。
細かな使いやすさの差が結果に直結します。

 

総合すると
「使う釘の長さ」「隅打ちの多さ」「手持ちのコンプレッサー仕様」
この3つを基準に選ぶのが最短ルートです。

 

おススメの高圧仕上げ釘打ち機・フィニッシュネイラ5選!(2025年版)

 

1. マックス 高圧フィニッシュネイラ HA-55SF2(D)

 

 

対応:仕上げ釘15〜55mm / 超仕上げ釘15〜50mm
装填数:100本
重量:約1.2kg

コンタクトノーズ幅6mmのスリム設計で、隅打ち・溝打ちが驚くほど楽。
ダイヤル式エアダスタで見える状態を常にキープでき、化粧仕上げに強い機種です。
特に巾木・廻り縁・見切りなど繊細な施工が多い職人から高い支持を得ています。

 

2. HiKOKI 55mm高圧仕上釘打機 NT55HM2

 

 

対応:仕上げ釘15〜55mm / 超仕上げ釘15〜50mm
装填数:100本
重量:約1.2kg

スマートプッシュ機構で、軽い当て圧でもスムーズに打込み可能。
堅木でも沈み込みが安定し、釘頭の位置が揃いやすい点が現場に好評。
コストと安心性能の両立で「間違いのない選択肢」。

 

3. マキタ 高圧仕上釘打機 AF552H

 

 

対応:仕上げ釘15〜55mm / 超仕上げ釘15〜50mm
装填数:100本
重量:約1.2kg

トリガロック・空打防止・深さ調整・エアダスタなど主要機能をすべて搭載。
マキタの高圧エア環境をすでに導入している現場なら、無理なく統一できるのが魅力です。

 

4. MAX HA-50F2(軽量・取り回し重視)

 

 

対応:仕上げ釘15〜50mm
装填数:100本
重量:約1.15kg前後

短尺中心の施工に特化した軽快モデル。
長時間の仕上げ作業や、片手施工が多い場面で生産性がぐっと上がります。

 

5. HiKOKI NT55M(常圧⇔高圧両対応現場向け)

 

 

対応:仕上げ釘15〜55mm
装填数:100本

常圧との併用現場で便利な一台。
設備・電設案件などで運用機器が混在する現場に相性良しです。

 

いかがでしたか?
仕上げ釘打ちは「見える場所の最終品質」。
だからこそ、釘浮き防止・視認性・操作性・コンプレッサー相性の4点が選定の分かれ目です。

・隅打ち多い → スリムノーズ
・硬木多い → 高圧パワー
・連続施工多い → 装填数と疲労軽減機能
・既存機材あり → メーカー統一すると最適

最適な一本を選べば、仕上がりの美しさと作業スピードが段違いに向上します。