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バッテリーの選び方

 

バッテリーは、電動工具をコードによる給電なしで動かすため取り付ける充電池のことです。
バッテリー式の工具はコンセントのない場所でも使用できるうえ、コードが絡んだりもしないので取り回しもしやすいですね。
その一方でコード式と違い電池が切れてしまえば使用できなくなるので、バッテリーの容量・電池の残量や使用時間を気にしながら使う必要があります。
このためバッテリーを選ぶ際は、コストに合わせ十分な作業量のあるスペックを選ぶ必要があります。

バッテリーを選ぶ際に基準となることは、「ブランド(メーカー)名」「電圧(V)」・「容量(Ah)」の3つです。
このうちブランドについては、使いたい電動工具と同じ会社のものを選ぶ…という点に尽きますが、「電圧」「容量」については注意が必要です。

 

電圧(V)…

 
電動工具のパワーを左右する要素で、高いほどパワフルな電動工具を動かせます。
すでに持っている電動工具に合わせたボルト数がベストですが、これから電動工具を合わせて購入する場合もできる限り高いボルト数にしたいものです。
一般にDIYであれば14.4Vや18V程度で十分ですが、現場仕事などで使う場合やハツリ作業などに使用するもの(ハンマドリルなど)は36Vや40Vといったものが理想です。

 

容量(Ah)…

 
バッテリーの内部に充電できる電力の量を指し、これが大きいほど満充電の状態まで充電したバッテリーが空になるまでに行える作業量が増えます。
要は「長持ちしやすくなる」ので、長時間の作業・大量の作業をこなしたい場合は高い物を選びましょう。

基本的にはまず規格であるボルト数を決定し、その中から適切なアンペア数を選んでいく…という手順がスムーズです。

 

おススメのバッテリー5選!(2023年版)

 

 

1.マキタ製 リチウムイオンバッテリ BL1860B

 

 

電圧(V):18V
容量(Ah):6.0Ah

電動工具では最大手のマキタにあって、最もポピュラーに使用されている18V規格のスライド式充電池です。
6.0Ahと容量がたっぷりあることに加え、4段階残容量表示も付いているので残量目安も分かり易いです。
自己故障診断機能付きで急速充電にも対応していることからツールオフでも大変需要が高いです!

 

2. HiKOKI製 マルチボルトバッテリー BSL36A18

 

 

電圧(V):36/18V
容量(Ah):2.5/5.0Ah

36Vとしても18Vとしても使用できるため、幅広いHiKOKI製工具に使用できるのが強みの「マルチボルト」充電池になります。
サイズはマルチボルトバッテリーの中では小型・軽量タイプとして分類され、従来の18Vバッテリーと全く同じで、36Vの時は2.5Ah、18Vに使用するときは5.0Ahとなっています。(出力1080W)
電池残量も5段階表示で、最も残量が分かり易いバッテリーの1つと言えますね。

 

3. マキタ製バッテリ BL4050F

 

 

電圧(V):40V
容量(Ah):5.0Ah

2021年2月に発売された、マキタ最強の40Vmaxバッテリです。
40Vmaxシリーズとしては2番目に大きなバッテリ容量5.0Ahとなっておりポピュラーな品番です。
2セル並列構成によって充電電流を大きく取っているため容量に対して充電時間が長くならない、という特徴があり充電も早いですね。
ハンマやグラインダなど消耗の激しい電動工具でも推奨されている、人気の高出力バッテリです!

 

4. パナソニック製 リチウムイオン電池パック EZ9L54

 

 

電圧(V):18V
容量(Ah):5.0Ah

2015年に発売された、大容量・高負荷対応のLJタイプバッテリーです。
パナソニック製電動工具の場合、14.4Vや18V帯のものが多いのですがこのEZ9L54であればかなり幅広い機種をカバーしています。
大負荷(グラインダーやハンマー等の)作業にも耐える高容量が持ち味で、高温になる前に温度センサがはたらいて電力供給をストップする保護センサーも付いています!

 

5. マキタ製 リチウムイオンバッテリ BL1015

 

 

電圧(V):10.8V
容量(Ah):1.5Ah

電動工具大手のマキタにあって、DIYなどにも使用する小型工具用として幅広く使用されています。
軽量なのが持ち味で、従来のBL1013と比較するとアンペアが1.3→1.5Ahに上昇し作業量がアップしたにも関わらず充電時間を約30分も短縮する高速性を実現。
小型工具用として扱いやすさ・軽さから高い評価を得ている製品と言えます!

いかがでしたか?
バッテリーの場合すでに電動工具をお持ちの方が多く、それに(ボルト数を)合わせたバッテリーチョイスをする方が多数派だと思います。
ただ容量についてはそれぞれバリエーション・特色があるのでそれを考慮し、また手持ちの充電器で充電可能かなど確認しつつ選んでいきましょう。
今回の記事が少しでもお役に立てれば幸いです!