ヒルティ(HILTI)製工具の魅力

 

ヒルティの工具は、主に建設現場などで見かけることが多いと言えます。
1941年にヨーロッパの小国であるリヒテンシュタイン公国で創業されたヒルティは、特に建設現場で使用する工具に特化し発展を遂げてきた歴史があります。
特にコンクリート作業分野には強く、振動ドリルやハンマーなどハツリ作業をするものについてはかなりのシェアを持っていますね。
他にも建設用鋲打ち機や、建設現場で多用するレーザー測定機器・探査機などの製品分野に存在感があり、独特の赤に黒のアクセントの入った同社製品を一度は目にしたことがある…と言う人も多いはずです。

ヒルティの工具に共通する傾向としては、全体的に「高性能・高単価」を追求するコンセプトが強いことが挙げられます。
「高くても良いので高性能・高出力のものを提供する」ことに徹しているヒルティ製品は、高価格ゆえにリース契約に力を入れていることでも知られています。
それに加え「奇跡の７２時間」というスローガンに象徴される修理等のアフターサービスへの取り組みなどが、ハードの性能以外の部分でもヒルティが支持される要因ともなっています。

 

おススメのヒルティ(HIKTI)製工具 5選!(2023年版)

 

 

1.充電式ロータリーハンマー TE6-A36

 

参照：日本ヒルティ
 

連続アンカー留付け用に設計された、パワフルなロータリーハンマードリルです。
パワフルでありながら軽量で取扱いしやすいもというのも特長です。
快適性と作業効率を両立させる振動軽減システム（AVR）もついており、長時間作業でも負担がかかりにくい点も強みですね。
用途としてもコンクリート・石材への穴あけやハンマードリルでの穴あけはもちろんのこと、オプションのクイックリリースチャックで木材や鋼材の穴あけ、またTE-C (SDS Plus) コネクション エンドと特別なビット ホルダーを装着したねじ締めや小バツリ作業、集じんシステムDRS-6-A (02)を装着した、いながらでのコンクリート穴あけ作業など、実に多彩に活用していくことが可能です！

 

2.回転レーザーレベル PR 30-HVS A12

 

参照：日本ヒルティ
 

ヒルティは現場での計測工具分野もかなり強いです。
こちらのPR 30-HVS A12は、全方向衝撃保護と水平レベル調整ができ、垂直芯出しや矩出しにも使用できる屋外用の回転レーザーです。(レべル出し、芯出し、勾配施工、矩出しに使用可能です)
耐久性も高く、また自動アライメントシステムを搭載しているため最大150m までの迅速な自動レーザー芯出しをすることが可能で、一人でも作業を完結させることが可能となっています。

 

3. 充電式ジグソー SJD6-22

 

参照：日本ヒルティ
 

正確な直線/曲線切断が可能な、パワフルなトップハンドル充電式ジグソーです。
パワフルなNuronバッテリーの使用で硬い・厚い素材を切断する場合も十分な切断速度&長い動作時間が実現できます。(木材なら最大150mm厚・スチールシートでも最大10mm厚の切断が可能)
また安全性につながる急速ブレードブレーキ、アクティブ・バイブレーション・リダクション(AVR)などの機構も備えています！

 

4.150mm充電式アングルグラインダー AG 6D-22

 

 

150mmまでのディスクを装着できる、ヒルティ製アングルグラインダーのハイモデルです。
強力なNuronバッテリー+ブラシレスモーターのパワーで、切断速度は従来機の２倍となり、１充電当たりの作業量も大幅に増加しています。
鉄筋・パイプ・板金などの金属をはじめとしてコンクリート、レンガ、屋根瓦、石材などの切断・研磨も可能なため、過酷な現場でも重宝されている機種になります！

 

5. ガス式鋲打機 GX3-ME

 

 

ヒルティは充電式だけでなく、ガス式の鋲打ち機も販売しています。
可燃性ガス(ガス缶)を動力として本体に内蔵されたピストンを動かし、鋲を素材に打ち込む工具ですが、コンクリート・鋼材などに鋲を打ち込んでいく場合に不可欠な存在でもあります。
バッテリーや電源も不要、かつ充電によるダウンタイムもないため無駄のない使用が可能となっています。
39mmまでのネイルを最大100Jのパワーで打ち込み続けられる、留付け作業に最適な工具と言えます！

いかがでしたか?
ヒルティの工具については正直高価格なものも多いですが、その分圧倒的にハイスペックと言えます。
過酷な現場でコンスタントに使用する場合は、有力な選択肢となるメーカーですね！