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バッテリーの選び方(2025年版)

 

バッテリーは電動工具の性能を左右する心臓部。現場の作業効率や段取り、止まらずに回せるかどうかまで影響する非常に重要な要素です。コードレス化が進む近年では、単純な持ち時間だけではなく、冷却性能、充電スピード、安全制御、互換性も含めた総合性能が問われます。

 

ブランド(メーカー)

 

基本は使用する電動工具と同一メーカーのバッテリーを選びます。バッテリー投資はそのままプラットフォーム投資になるため、将来導入する工具を見据えた選定が賢明です。

 

電圧(V)…パワーの指標

 

電圧が高いほど高出力工具に対応でき、重負荷作業を支えます。
・DIYや軽作業 → 10.8V~14.4V
・現場の標準 → 18V
・解体や鉄骨などの高負荷 → 36V・40Vmax

電圧帯を統一するとバッテリー運用が効率的になります。

 

容量(Ah)…どれだけ長く動けるか

 

容量は作業可能時間に直結します。高容量ほど長く使えますが、その分重量も増加します。
・長時間&重負荷作業 → 高容量
・軽作業中心 → 軽量モデルが疲れにくい

 

機能面(冷却・表示・保護)

 

残量表示、温度管理、過負荷保護、短絡保護など、安全性能が充実したモデルは現場停止リスクを大きく減らします。夏場の屋外では冷却構造の差がパフォーマンスに直結します。

 

おすすめ用途のざっくり目安

 

・家具組立、点検作業 → 10.8V
・一般的な工務/内装 → 18V
・解体、鉄骨、金物 → 36V/40Vmax

主力の電圧帯を決め、用途ごとに容量を揃えていくのが効率的です。

 

おススメのバッテリー5選!(2025年版)

 

1. マキタ BL1860B(18V/6.0Ah)

 

 

18Vラインの主力バッテリー。6.0Ahで長時間作業に余裕があり、残量表示・自己診断機能も搭載。急速充電にも対応し、現場でのローテーションが組みやすい万能タイプです。

 

2. HiKOKI BSL36A18(マルチボルト:36V/18V両対応)

 

 

18V工具と36V工具の両方に装着可能。現場の工具選択肢が一気に広がり、生産性が向上します。残量表示も見やすく、重負荷環境にも強いバッテリーです。

 

3. マキタ BL4050F(40Vmax/5.0Ah)

 

 

ハイパワー工具向けの中核バッテリー。負荷が大きい作業でも失速・発熱を抑え安定した出力を維持します。解体・斫り・鉄骨など、40Vmax世代の本領を引き出す一本。

 

4. パナソニック EZ9L54(18V/5.0Ah)

 

 

電設・設備現場から高い信頼を得るスタンダードクラス。過熱保護機能により、炎天下や連続作業での電池寿命低下を防ぎやすいのが特徴。導入しやすく長期運用しやすい一本。

 

5. マキタ BL1015(10.8V/1.5Ah)

 

 

軽量・コンパクトで疲れにくく、狭所や点検作業に最適。充電時間が短いので小刻みに作業が進む現場で高効率に運用できます。

 

いかがでしたか?
バッテリーは「電圧=パワー」「容量=作業量」に加え、安全制御や冷却性能、充電時間も含めて選ぶと、現場停滞によるロスを大きく減らせます。電圧帯を主力に決めたうえで用途に合う容量を揃えれば、工具の性能を最大限活かすことができます。