パナソニック製工具の魅力と特長
量販店で売っている大型家電などで、頻繁に目にするのが「パナソニック(Panasonic)」製品です。
「松下電器」としてスタートし100年以上の歴史を持つ同社は幅広いジャンルで有名ですが、工具分野でも存在感が高くインパクトドライバーやインパクトレンチなど特に電動工具では愛好者も多いですね!
パナソニック製工具の特色の1つとして、本体以上に充電池の性能に強みがある点があります。
長年の電器メーカーとしてのノウハウにより「充電工具のパイオニア」と言われるほどリチウムイオン電池のスペック(軽さ・パワー・持ちなど)は高く評価されています。
またもう1つには、耐水・防塵性に優れている点があります。
国際規格のかなり高い基準である、「IP56」に合格・承認された製品が多数あり、現在では新発売されるもののほとんどがこれに準拠しています。
このため過酷な環境での使用においても高い評価を受けていますね。
またパナソニック製工具の大きな強みとして、電池を自動判別して、電流・電圧を自動制御する「デュアル回路」を搭載している機種が多いことも挙げられます。
これにより14.4V/18Vの充電池の両方を1種の工具で使用できるため、ユーザーから見て高い汎用性・コスパを発揮できる…というのは他にない特徴と言えます。
パナソニック製工具は比較的流通量の多い分野(ジャンル)に必要十分な機能のあるモデルが集中している…という感があるのですが、以下に特に多くのユーザーに支持されている機種をご紹介します!
人気・おススメのパナソニック製工具5選!(2023年版)
1.充電インパクトドライバー EZ75A7LJ2G
パナソニック製インパクトドライバ-でも、特に人気のある機種です。
一番の特色はなんといっても18V/14.4Vの両電圧を使用可能な「デュアル回路」を搭載している点です。
最大締め付けトルクが18V:160N・m/14.4V:155N・mと十分に高いことに加え、締め付け力の調整もきめ細かく可能で短めのテクスネジ締めなどにも重宝されていますね。
2020年に生産が終了した機種ではありますが今でも人気があり、自然な使い勝手が得られるようデザインされたロングセラー機種と言えそうです。
2.充電スティック インパクトドライバー EZ7521LA2S
持ち手部分の角度を変えて直線状にできる「スティックタイプ」(ペンタイプ)のインパクトドライバーです。
比較的狭い所や暗所での作業に適するよう設計がされているので便利です。
小さい分電池も7.2Vなのでパワーには劣りますが、その分コスパも良く実勢価格が(電池込みで)1万円台なので人気も高いですね。
LEDは正面用・側面用(ワイド)・スポット用とかなり充実しており一部現場などでかなり重宝されています!
3.充電パワーカッター135 EZ45A2
14.4V/18Vの両方でデュアル使用が可能な135mm径の丸ノコです。
1充電当たりの作業量が豊富なのが魅力で、18V(5.0Ah)バッテリー使用でアングル鋼であれば約230本(t3)など、たっぷり作業ができます。
切り粉についても付属ダストケース・後方排出・市販集じん機に接続という3way対応が可能。
取り回しのしやすさなども評価の高い機種となっています!
4. 充電レシプロソー EZ45A1X
18V/14.4V両電圧が使用可能な「デュアル回路」搭載ということもあり、人気の高いレシプロソーです。
ストローク幅も28mmと必要十分な機能があるのですが、一番の持ち味は電池の高性能化によるスタミナ(作業時間)の長さにあると言えます。
1充電当たりの作業量は従来機種の約4.8倍・バッテリーが寿命になるまでの総作業量も約7.5倍と飛躍的に伸びているので、電池の買い替えサイクルが長く、大きい意味でのコスパにも貢献できる機種です!
5. 充電インパクトレンチ EZ75A8X
最大締付けトルク:280N・m(18V)/230N・m(14.4V)と十分なパワーのある、デュアル回路搭載のインパクトレンチです。
2018年発売のハイパワータイプで、M20高力ボルトの仮締め・M16高力ボルト(18V時のみ)・M16普通ボルトの本締めも可能なので現場作業でも重宝されていますね。
比較的小型ボディ(奥行143mm)でもあり取り回しもしやすい点が好評です。
いかがでしたか?
紹介したお勧め機種については新旧にあまりこだわらず多くの支持を受けているものを選ばせて頂きました。
パナソニック製工具は総じて「他社製品よりずば抜けた特色・強み」というのはあまりないのですが、必要十分な機能があるうえに電池の使い勝手やスタミナなどが良く、結果的にコスパの向上が期待できる…という製品が多いように思います。
今回の記事をぜひ、選ぶ際の参考にしていただければ幸いです!